フォークソングの礎をつくった70年代のアーティストを紹介しています。懐かしいフォークソングやアーティストに興味のある方は、ぜひ参考にして下さい。
フォークソングとは、どのような音楽だったのでしょうか?若い方のなかにはフォークソングって何?と思っている人も多いのではないでしょうか?現在では「フォークソング」は主に2つの意味で使われるそうです。
1、民謡のこと:これは英語のfolk musicの元来の意味範囲である。
2、20世紀半ばに1.の意味から派生したポピュラー音楽のジャンルの一つ。主としてプロテストソングである。典型的には伴奏はアコースティックギターやバンジョーであり、ロックのように電気楽器は使わない。(※参照:ウィキペディア)
となっています。 しかし、日本においてフォークソングが最も流行し、数多くのアーティストが生まれたのが70〜80年代であり、そのなかには吉田拓郎、井上陽水、かぐや姫、松山千春、オフコース、ふきのとう、風、荒井由美、NSP、アリス…などなど、現在も活躍しているミュージシャンが多数います。フォークソングという言葉は、現在では懐かしい響きすらありますが、70年代フォークを支えたアーティスト達が現代の音楽シーンの礎を築いたと言っても過言ではないのです。
フォークソングという言葉からイメージするものは、長い髪に裾の広がったジーンズやツギハギのジーンズを着た、ヒッピーのようなファッションをした若者がフォークギターを持ってる歌っている…というものではないでしょうか?
また70年代は作曲は作曲家、作詞は作詞家、歌を歌うのが歌手、といったように、1つの楽曲に対してそれぞれの担当が決まっているのが一般的で、一人が作曲、作詞、歌までこなすことが斬新とされた時代でもあり、自分でつくった曲を、フォークギター1本で歌うアーティストのことを「シンガーソングライター」と呼んでいました。
さらに70年代のフォークソングは歌謡フォーク、叙情派フォーク、四畳半フォーク、メッセージフォークなどのジャンル分けされていました。これはアーティストの表現する世界観によるところが大きく、例えば、吉田拓郎ならメッセージフォーク、かぐや姫なら四畳半フォーク…と言った具合でした。
70年代フォークを語るうえで外せない存在が「吉田拓郎」さんです。70年代フォークソングを代表するアーティストなかでも吉田拓郎さんは日本のシンガーソングライターの草分け的存在で、当時まだまだマイナーな存在だったフォークとロックを一気に日本の音楽シーンに引き上げ、また大規模ワンマン野外コンサート、ラジオの活性化、コンサートツアー、プロデューサー、レコード会社設立などのパイオニアとして、多くの地平を切り拓いた史上最重要人物の一人です。
また、70年代フォークを「メッセージソング」と呼ぶ人がいるように、非常にメッセージ色の強い歌詞が含んだ楽曲を歌うアーティストが多かったことも特徴です。これは当時の日本が抱えていた様々な問題を浮き彫りにし、多くの若者の生き方の指針となりました。ちょうど日本が高度成長を続けている時代でもあり、彼の歌う音楽に励まされた人も多かったのではないかと思います。
70年代は現在でも歌い続けられている名曲がたくさん生まれました。最近では当時の楽曲のアレンジを新しくして演奏するアーティストも増えています。そんな70年代フォークにもう一度ハマってみるのも良いかもしれませんね!